日常を科学したい

理系ママが、日常生活のなかの理科雑学について、ちょっと詳しく書いています。

【5年】全国統一小学生テスト(2023年6月)

小5長男が受けた、2023年度6月4日「全国統一小学生テスト」についてです。

※結果を追記しました。

※全国統一小学生テストとは、四谷大塚主催の日本全国の学習塾で一斉に行われる小学生を対象とした無料の学力テストです。6月と11月の年2回実施されます。

 

 

長男の点数(点数・偏差値)

算数 90点・偏差値59.7

国語 125点・偏差値68.7

理科 64点・偏差値51.6

社会 60点・偏差値54.6

 

理科と社会が足を引っ張っていますね。

算数が点数の割には、偏差値的にはひどく悪くない事が、意外でした。今回の問題は難しかったのかしら。

理科は間違い箇所が「星座早見盤」に集まっているので対策しやすいですが、社会は全般的にできていません。どうしたものかしら。こりゃ。

 

長男の課題

自分の現状を知らない長男

非常に振るわない結果となった今回の長男。

しかし一番の問題は点数ではなく、そこに繋がる意識や態度でした。

 

ヘラヘラとお気楽な様子で帰宅した長男。

「大丈夫だったー。」

はて。大丈夫とは?出来た出来ないではなく?

 

ピントのズレた感想に感じた私の不安は的中することとなったのです。

 

私と長男は、自己採点と振り返りを一緒に行うことにしました。まずは国語です。間違ったところがあっても、ヘラヘラとしたままの長男。

「二択までは絞れているからね。これは、ほぼ合ってた。合ってた。」

いや。間違っていますから。。。

 

次の理科も点数が伸び悩んでいるにも関わらず、ヘラヘラしています。

「天体の大問4は、全滅だー。コレさえなければ、98点かぁ。」

いや。64点ですよ。。。。

 

次の社会も最後まで終わらなかったから仕方がないと言い訳する長男。

そんな終始ヘラヘラし続けた長男ですが、得意を自負する算数で大問1からポコポコ間違え、150点満点はおろか、100点にもはるか届かない惨劇を目の当たりにし、流石に顔色を変えていきます。

「もっと本気でやればよかった。。。。」

 

その言葉に、とうとう私の中で長男の課題が明確になります。

長男は等身大の自分を見ていない。

本当の自分はこんなもんじゃないんだーっっ系男子になってしまっている!!!

根拠の無い自信は、一概に悪いものでは無いと私は思っています。強い自己肯定感を産み、幸せな生活を支えてくれるものであると捉えているからです。

しかしながら、根拠の無い自信は、現状に満足させることで、成長の阻害作用をもっています。すなわち、学習においては不要な物と断定できるでしょう。

 

そこから、懇々と、言葉を尽くし、冷酷に、現状を長男に述べていく私の時間が始まります。

長男が纏っていた根拠の無い自信を一枚ずつ確実に剥ぎ取っていったのです。

ついに長男が大号泣し始めました。

やりすぎたかも。。ごめんよ長男。

 

長男の主張

等身大になった長男曰く、前回、全体の偏差値が65をこえたので、今回もなんとなく大丈夫と思っていたとのこと。

算数は得意だから大丈夫だと思っていたとのこと。

実際、前回の偏差値がよかったのは、理科が異様に良かっただけだったのですが、長男はそのことに認識できていなかったのだなぁと私も反省しました。

長男が得意と思っている算数は前回からだいぶ不調だったので、私的には今回の点数も驚きはないのですけどね。

 

長男の課題

今回見えてきた長男の課題を箇条書きにするとこんな感じです。書いてみると、小学生で出来ている子がいたらすごいなぁと思っちゃいました。難しい事を長男に要求しているのだとの認識は私も日々忘れないようにしなきゃですね。

〈長男の課題〉

・自分の現状を観察する。受け入れる

・目的意識を持ち、現状との差を認識する

・目標までの筋道を考え、実行する

 

 

まとめ

今回の全国統一小学生テストで浮き彫りになった、「長男に足りない部分」が成長出来たら良いなぁと期待してみる母なのでした。無料で受けさせて頂くだけでなく、成長にまで使わせて頂き、本当に恐縮です。

 

ちなみに次男は「今回はパス」とのことです。

自我が出てきたなぁ。親の対応も成長させなければ。。子育て難しい。

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