【算検・数検】受検票を忘れた!でも仮受検票で受けられました。【10級】
今回の内容は、我が家の長男が小学校1年生の10月に算数検定10級に合格するまでの記録です。
受験票を忘れてしまった時の対応についても書いています。
※現在は、10級は個人受検の対象級ではなくなったので、ご注意ください。提携校受験という受け方で、個人でも受けられるようです。
概要 【算数検定10級】
問題レベル:小学校2年生程度
受験日:2019年10月 個人受検
受検時の長男の年齢:小学校1年生の10月
費用:検定料「1700円」+対策代(過去問題集や筆記用具、電車賃など)「1500円くらい」
結果:18点 「合格」(20点中70%以上で合格)
準備期間は1ヶ月。
試験日の4週前から準備を始めました。
まずは、前回も使用させてもらった、日本数学検定協会が出している、過去問題集を購入です。巻末に付録されている解答用紙を、今回も見開きページをA3サイズに拡大コピーをして使いました。A3サイズは、本番と同じサイズなので、巻末の解答用紙を使う場合は拡大コピーがおススメです。
問題は毎週末に1回分づつ解きました。
問題集内には6回分の試験問題が入っていますが、今回は4回分しか解かなかったです。
せっかくの問題集を全て解かなかった理由は、ひとえに慢心といえます;
最初に1回分の過去問題を解いたところ、1回目から満点をとれてしまいました。
「今回も結構余裕では?!」私も長男もすっかり安心してしまったのです。
2年生の算数での重要な単元に「掛け算九九」があげられますよね。
小学校2年生の算数相当の内容である10級でも、掛け算九九は対象単元です。しかしながら、単純な計算問題としてしか、ほぼ出題されない傾向がみられました。
そのため、我々は掛け算九九の対策もそこまで力をいれませんでした。九九の表を部屋に貼り、長男とお風呂で一緒に唱えたくらいです。
検定当日の長男の九九の定着度は、一から順には言えるけれども、一つだけきかれるとすぐに出てこない程度のものでした。「3×3は?」と聞くと、「サンイチガサン、サンニガロク、サザンガク…」と唱えていって、「9!」と答えにたどり着くかんじです。
そんなこんなで、気合と緊張感が高かった11級に対して、10級の対策はだいぶ「ゆるい」雰囲気での準備期間をすごした我々でした。このゆるさを、のちのち後悔することになるのですが…^^;
試験当日の失敗。受験票を忘れた!
10級の会場は、電車で15分程度のところにある大学の教室でした。午後からの検定だったので、会場の最寄り駅でおばあちゃんと待ち合わせ、ファミレスでお昼を食べてることにしました。余裕シャクシャクな私は、算数検定の前にイベントを加えたのです。
私と長男、おばあちゃんの組み合わせは珍しいため、テンションが上がりに上がる長男です。普段食べる倍量かと思われる大盛ハンバーグランチをもりもり食べ、おばあちゃんの声援に見送られて、うきうき会場に入りました。
そのときです。重大な失態に我々は気が付いたのです。
「しまった。。。なんと受験票を忘れてしまった。」
テンションが目に見えて下がる長男。焦る私。もしかしたら受けられないかしら。
準備中で忙しそうな試験監督の方に、恐縮しながら相談してみました。すると、どうやら「仮受検票」というものを発行してくれるらしいです。受検できそうなことが分かり、テンションを持ち直していく長男。安堵する私。
仮受検票を用意してくれた試験監督の方が言いました。「仮受検票には、証明写真を添付する必要があるのですが、お持ちですか?」
仮受検票は、後日手続きが必要とのことなのですが、証明写真が貼られていれば、後日手続きは不要になるそうなのです。
急に証明写真を持っているかと聞かれたら、多くの人は「否」と答えると思います。証明写真は持ち歩くものではありませんからね。
しかしながら、私はシュピーンと長男の証明写真を取り出しました。
なぜ、私は長男の証明写真を持っていたのでしょうか。それは、非常に親バカ的な理由からでした。
長男が11級を受けた時に作った証明写真は、長男が生まれて初めてとった証明写真です。妙に真面目な顔で正面を向いている姿が新鮮で、とても気に入った私。恥ずかしながらアイドルのブロマイドを持ち歩く感覚で、スマホカバーのポケット部分に忍ばせていたのです。実に親バカ行動。自覚はしています^^;
しかしながら、今回はこのイタイ行動が功をそうしたというわけでした。
私は仮受検票に証明写真を添付し、長男に渡しました。こうして長男は無事に検定を受けることができたのでした。よかったー。
結果:合格!しかし、満点はならずで悔しい長男。
2週間後くらいにwebで合否が確認でき、一か月後くらいに郵便で点数や丸付け結果、合格証が送られてきました。
結果は、20点満点中18点でした。合格基準の70%を上回っているので「合格」です。
長男は合格の手ごたえは感じていたようで、満点ではなかったことに悔しがっていました。練習の時は毎回20点満点を取れていたので、本番でも20点満点を取れていた自信があったようです。
「次の級では満点だ!」とリベンジに燃える長男にやる気を確認し、私は9級の申し込みを行うのでした。
10級受検で学んだこと
・受検票を忘れた際は、証明写真を持って試験監督の方に相談する!
・検定日には、他のイベントは入れない!
・本番で最高のパフォーマンスをするのは、難しい!
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