日常を科学したい

理系ママが、日常生活のなかの理科雑学について、ちょっと詳しく書いています。

我が家が「子どもの習いごと」に求めるもの。選んだもの。

「子どもの習いごとって何のためにするのだろう?」

長男が小学生になった時に、あらためて考えてみました。

 

 

子どもに「習いごと」をさせる理由は何でしょうか?

子どもに「習いごと」をさせる理由は何でしょうか?

長男が一年生になった時に、私は「ここらで、しっかり考えてみなくては」という気持ちになりました。

 

考えれる理由を挙げてみます。 

・ 子供の興味関心の世界を広げるため。

・子供の得意なことを作ることで、自分に対しての自信を持たせられる。

・水泳の授業で困らなかったりと、学校の授業で役立てられる。

・ 生活にメリハリがつく。

・お友達と一緒に習うと、友好関係が深まる。

こんなかんじでしょうか。

 

それぞれのご家庭で、習い事に求める目的はちがうと思います。

どれか一つにする必要もないと思います。

我が家の場合は、習いごとに何を求めているのだろう?じっくり考えてみようと思います。

 

 

習い事ごとで、目的が異なっても良いと思います。

習い事に求めるものはなんだろう?じっくりと考えてみたところ、

私が今見つけたい答えは、「習いごと全般に対しての目的」ではなかったことが判明しました。

私は、「長男に新しく何か、習いごとをさせたいなぁ」と思っていたのです!

 

つまり私が、「習いごとの目的を考えねば!」と思った無意識な部分も全て書くと、

「長男が小学校一年生になったら、新しい習い事を何か始めさせたいなぁ。何が良いかなぁ。よし、習いごとの目的から考えていこう!」

ということだったのです。

 

低年齢の習い事ほど、親が目的を考えることが大切です。

そもそも、子どもの習い事なのだから、子ども自身が目的をもって取り組めばよいのでは?

そんな意見もあると思います。これもご家庭ごとにいろいろだと思いますが、

私の場合は、「子どもが低年齢なほど、親自身が目的を持つことが重要」との意見派です。

 

なぜならば、低年齢のこどもの習い事には、こどもの意志以前に、親の意志が強く反映されていると思っているからです。

 

低年齢のこどもは、世の中にどのような習い事があるかをリサーチする力もまだ未熟ですし、やりたいかと聞かれれば、ほぼ100%で「やりたい!」という傾向があるかと思います。

昨日希望していた習いごととは異なるものを、明日はやりたがるかもしれません。

低年齢のこどもは、可能性のカタマリですから、向き不向きもそんなにまだ顕著ではないでしょう。 

親の影響をとても大きく受ける年齢の間は、親が楽しいことが、子どもが楽しいと感じるためには必須いえるかもしれません。

 

ですから、低年齢のこどもにとっての良い習いごととは、

「親が習わせたいもの」で、それが「子どもがすごく嫌がらないもの」だったら、よい習い事だと判断してよいと思います。

このように考えると、子どもに良い習いごとをさせるためにも、親が「こどもが習い事をする」理由を、しっかりと考えることは、やはりとても大切だと思うのです。

 

 ちなみに、高学年くらいになったら、子どもの意見を聞いて、子どもがやりたい事を親がサポートできたらなと考えています。そのためにも、思春期男子でも心の内を気軽に言い合える親子関係を構築しなければですよね。うーん。そっちはそっちで、がんばることにします。

 

我が家の場合、習いごとに求める事は、「二人で楽しむ時間」でした! 

小学生になる長男に、新しく始める習い事は何がよいのでしょうか。

今は親の意見を入れて良いんだと改めて認識できたことで、まずは自分の希望を土台に置いてみました。

私の希望は、

「長男の楽しむ時間に、私もガッツリ関わりたい!」

というものでした。


私は送り迎えだけでなく、習いごとの内容にも、もっと関わりたいのです。

つまり、新しい習い事の目的は、「長男と私で楽しむ時間をつくりたい」ということだったのです!!

 

ここまで考えた時に、私は気が付きました。

「この目的だったら、どこかに通わなくてもよくないかしら…?」

 

一緒に楽しい時間を過ごせればよいのですから、どこかの教室に行って、先生に教えてもらうことは、必須ではないわけです。

 

なんということでしょう。

 

新しい習い事を探すために、目的から考えた言った結果、そもそも「習いごと」である必要すらないことが判明してしまったのです!

 

結論:選んだものは「算数検定」でした。

結局、私が選んで長男が承諾した新しい習いごと(?)は、

「家で一緒に対策して、算数検定を受ける」ことになりました。

算数検定を選んだ理由は、数字が好きな長男と、教えることが嫌いではない私の共通の趣味が「算数」だったからです。

「習いごと」にこだわらずに、私と長男の共通の趣味を見つける感覚で選びました。

 

算数を一緒にやるだけでも楽しめそうですが、何かしらの達成感も味わいたいと思い、「算数検定」を活用させてもらうことにしました。

算数検定は、11級の小学一年生レベルから受けられることと、全国各地で受験できる規模の検定であることが、選んだ決め手です。

 

と、いうわけで、

「習いごとの目的を考えよう」としたら、

「新しい習いごとを探したい」と思っていたことが判明し、

さらに、「長男と私が一緒に楽しめることがしたいのだ」との自分の願望に気付き、

その結果、我が家では習いごとではなく、「長男の算数検定チャレンジ」を選んだというお話でした♪

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