離乳食「初期」のスケジュールプラン。最初にパターンを決めてしまう方法が楽だった!
私が行った離乳食初期の進め方についてです。
生後5か月くらいから始めることを推奨されている離乳食。我が家の末娘も5か月目のある日、離乳食を開始しました。
開始のタイミングの判断については離乳食開始の3つのサイン。心・技・体! で書いています。よろしければご覧ください。
なお、末娘は何の問題もなく行えましたが、万人に合うかはわかりません。参考にしていただけたら光栄ですが、くれぐれも各お子様にあった方法で行ってください。
離乳食は4段階 (今回の内容は「初期」)
まず離乳食は4つの段階に分けられます。一日1回食の段階→2回食の段階→3回食の段階(前半)→3回食の段階(後半)の4つです。
ちなみに私は、4段階をそれぞれ「初期」・「中期」・「後期」・「終期」と名付けています。この4つの期の名前にピンときた方は、おそらくほとんどいないと思いますが、理科の用語から付けています。細胞分裂の4つの段階の名前が由来です。どちらも4段階で同じなので、ちょうどよいなぁと。。。
今回は一番最初の段階(初期)についてです。
果てしない自由は、少し制限された方が楽ちん
始める時期も実施の方法も、「こどもの様子を見ながら、無理なく行いましょう」といわれる離乳食。自由度が高い分、正解が無く迷う事も多くありました。
毎日どうしようかと迷う時間が多くて困った私は、むしろ自由度を制限することにしました。離乳食をパターン化したのです。この方法は私には合っているように感じました。
例えるならば、「自由な服で来てね。でも節度は守ってね。」と言われている時、「白いシャツと黒いズボンでいく!」と自分の中で決めてしまった感じです。
おしゃれではないですし、もしかしたら楽しさも半減しているかもしれませんが、迷ったり悩んだりする時間と労力は減ります。根がずぼらな私には、そちらの方が合っていました。
メイン目的は、かわいい姿を愛でること?!
初期離乳食の目的は何でしょうか。
重篤なアレルギー食材を見つけることや、ゴクンと飲み込む練習をすることなどなど育児書には記載されています。とても大事です。
それら以外の目的の中で、重要度は低いとは思うのですが、私の心情的にメインの目的としてしまいがちなことがあります。
それは、新しい味を知った時の子どもの様子を楽しむことです。
はじめての食材を食べた時の表情は秀逸です。
ニヤーと笑ったり、前のめりで口を開けたり、泣き出したりと、食材でけっこう反応が異なります。かわいいです。お見逃しなく!
私のスケジュールプラン
初めての食材は1さじから始めて、1週間で完了させる
基本の方法として、初めて食べさせる食材は1さじから始めます。1日目は1さじまで。2日目は2さじまで。3日目は3さじまでというように増やしていきます。
ここまでは、保健所で貰える冊子にも書いてあるものですよね。
そこに私は曜日を決めて、7日間で完了させる方法にパターン化してみました。1週間単位でひとつの食材を試すようにしたのです。
図にするとこんな感じです。試し終わった食材をその後あげる場合は、7日目の量であげています。
図の中で「まで 」と書いたのは、食べが悪い時は無理に食べさせなかったからです。離乳食初期の栄養源はまだ、ほぼ100%ミルクなので食べなくてもいいやと気楽にあげていました。図で書いたのは、最大量というわけですね。
一週間単位で試す利点は管理しやすいことです。「水曜日は1さじ」と決めてしまえば、曜日を確認するだけで、今日は何さじあげれば良いのかがわかります。
こんな単純なことは管理するのも簡単だと感じるかもしれません。確かに1つの食材だけだと1週間単位のパターン化する必要はあまり感じられないかと思います。しかし、中期・後期となるにつれて、パターン化したことがとても生きてくるはずです。
1週間単位のブロックを組み合わせる
この一週間単位のブロックを、炭水化物・野菜・タンパク質で組み合わせていきます。まず炭水化物の10倍がゆを1さじずつ試していき、その次に野菜、そしてタンパク質をひとさじづつ試していくのです。
図にするとこんなかんじです。
初期の炭水化物は10倍がゆで統一し、2週目以降の量は一番多く食べた量を準備します。野菜もタンパク質も、同じ食材の2週目に準備する量は、一番多く食べた量です。
うまく伝わりましたでしょうか。このスケジュールを実施すると、2ヶ月間の初期離乳食が終わるころには、7~8種類の食材を試すことができているはずです。
ちなみにこの方法だと、こどもは野菜やタンパク質は二週間の間同じ食材を食べ続けることになります。これ、私の性質が、同じ種類の食べ物を連続で食べるが厭わないタイプなので全く抵抗なく行っていましたが、毎日バラエティーに富んだ食事を行いたいタイプの方には抵抗がある方法なのかもしれません。うむ。
初期に便利だった離乳食アイテム
たった1さじのために煮たり裏ごしをしたりするのは大変ですよね。なので、私はありがたく市販のものを使わせてもらっていました。
長男の時は市販品を使うのになんだか罪悪感があって手作りで頑張っていたのですが、「むしろ国産。むしろ衛生的。むしろ食べやすい。こども食べなくても私の心が折れない。(←結構ここが重要だったりします^^;)これはもしや。手作りするよりもだいぶよいのでは。」と気が付きまして。
1さじだけあげる時は、一片全部を戻したりはせず、割って利用していました。
種類も豊富です。 いもやかぼちゃもありますが、これらは自分でも簡単にペースト状にできるので、私はあまり買わなかったです。おさかなやトウモロコシなど、自分でペースト状にするのは大変な食品を重点的に使わせてもらいました。心強かった!