日常を科学したい

理系ママが、日常生活のなかの理科雑学について、ちょっと詳しく書いています。

離乳食開始の3つのサイン。心・技・体!

離乳食開始のタイミングは、心技体が整った時と考えています。

開始のサインは、よだれと目線とアカンベー

 ある頃から、私がおやつを食べていると熱い視線を感じるようになりました。末娘の視線です。末娘は食べる行為に興味があるようです。また「周囲の人が口に入れている物体は食べ物である」と、認識している事も確認できました。

心は整いました。

 

末娘の口の周りがテカテカしています。よだれです。豊富なヨダレは食事をする上で欠かせません。口内環境が成長してきたことを確認しました。

体も整いました。

 

あとは口の機能の発達を待つばかりです。

 

生後5ヶ月になる頃、末娘はしきりにベーと舌を出す様になりました。口よりも先に舌を出せるようになることは、機能的な面での準備が整ったサインです。ミルク以外のものを飲み込める技術が整ったのです。

 

心技体の全てが揃いました。

こうして、私は末娘の離乳食を開始を決意したのです。

 

待てなかった私。口をあけなかった長男。

育児書に5ヶ月頃になったら離乳食を開始しましょうと書いてあります。

長男のときは生真面目に生後5ヶ月になったと共に開始しました。

そして口を開けてくれず苦労しました。

おそらく長男はまだ食べ物と認識していなかったのだと今は考えます。心の部分が整っていなかったのです。

大人だって、いきなり未知の物体を口に入れられたら、拒否反応を示しますよね。私だったら、絶対に口を開けないようにします^^;

昔、イナゴの佃煮を食べている人を初めて見た時の恐怖を思い出しました。佃煮だと分かってからは、私も美味しく食べれるイナゴの佃煮。佃煮という情報が無いと、嬉しそうにバッタを食べている恐怖の人でした。

 「この物体は食べ物である」と認識する事だけで,美味しさも食べる意欲も全く違ってくるのです。

 

意欲を持つのが一番大事。と思う

離乳食開始の3つのサインの中で、一番重要なのが、離乳食を食べ物であると認識する事だと考えています。

重要というか、親が関われそうな事は、食べ物の素晴らしさをPRして興味を持ってもらう事くらいなのですよね。他の2つは、親が働きかけられることは無く、ただ子どもが成長するのを待つ事だけです。

 

末娘はずいぶん早くに食べ物に興味を持ってくれました。おそらく兄達が目をキラキラさせながら、最大パワーのバキュームカーの様に食べている姿を日頃から見ていた為と思われます。

 

 まとめ

 <離乳食開始の3つのサイン>

  •  心 : 食べていると目で追う。
  •  技 : 舌を口より外側に出せる。
  •  体 : よだれをたくさん垂らす。 

 

一般に離乳食を開始するタイミングは生後5ヶ月くらいと言われています。しかし、子どもによって発達はマチマチです。こどもの準備がしっかり整った時に始める事で、親も子供もストレスなく、楽しい離乳食ライフになると思います。

 

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