日常を科学したい

理系ママが、日常生活のなかの理科雑学について、ちょっと詳しく書いています。

【JR東日本スーパーマリオスタンプラリー編】鉄道系スタンプラリーの作戦をトコトン練ってみました!(実施日2020年11月8日)イベントって、計画をたてている時も楽しかったりしますよね。

11月8日に、とことん計画を練ってから、JR東日本スーパーマリオスタンプラリーに子どもと参加してきた話です。今回は作戦編です。少し前の内容ですが、よろしければご覧ください。

 

    

スタンプラリーの進化に感動です。非接触!早い!便利!

社会的に外出への意欲が高まっていた秋口、こどもとJR東日本スーパーマリオのスタンプラリーに参加をしてきました。

毎年楽しみにしていたJR東日本の夏のイベントの「ポケモンスタンプラリー」も今年は中止になり、しかたながないけど残念だなぁと思っていたところでの、このイベントです。我が家内では、満場一致で参加することに。もちろん感染対策はしっかり行いましたよ。

このマリオのスタンプラリーは、スタンプラリーといいつつもスタンプ台は存在していませんでした。目的駅のパネルにQRコードが付けられているしくみです。スマホQRコードを読み込むとスマホ内でスタンプが押されるというわけです。今までもスマホでのスタンプラリーはあったみたいですが、実際に体験するのは初めてでした。

接触!早い!持ち運び便利!と毎回スタンプが押されるたびに感動していました(笑)

スタンプラリーも進化していますねー。

 

さて、今回のスタンプラリーは、今年の数少ないイベントの一つなので、ただ参加するだけではモッタイナイ!ということで、楽しめるための作戦をとことん練ってから参加することにしました。

 

作戦その1:トコトン楽しむ姿を想像しました!こどもは冒険者!親は傍観者!

まず、理想の楽しみ方を考えてみました。

その結果、【子どもが主体的に動き、親は見守るスタイル】が良いなと思いました。

 

スタンプラリー的なイベントでは、ふと気が付くと、親が必死になって取り組み、子供はただ無言で親の後ろをついていっているだけ、という状況になりがちですよね。親がワクワクしやすい性格の、我が家だけに当てはまることかもしれませんが…^^;ともかく、今回は我が家も、子供が主体的に動けるようなイベントにしたいなと考えたのです。

 

では、「子どもが主体的に動く」とは具体的にどのような状況なのでしょうか。考えてみました。

・行動のながれを把握した状態でイベントを開始する。

・電車内では、次の目的駅を乗りすぎないかをドキドキしながらすごす。

・目的駅についたら、駅の案内板を見ながらスタンプが設置されている場所を目指して自力で探索する。

 

こんな感じになりました。つまり、TVゲームのRPGをリアルで行っているような感じに慣れればOKという事だと判明です!

 

ちなみに、親側の楽しみ方は、子供がドキドキしたり喜んだりする様子を見てニヨニヨできたら最高。TV番組「はじめてのおつかい」を見ている時のような楽しみ方ができたら満足です。

そんなトコトン楽しむ姿をはっきりさせることができたので、次はクリア条件を決めていきます。

 

作戦その2:クリア条件を決めました。なにか現物を手にできた方が達成感がある派! 

今回のJR東日本スーパーマリオスタンプラリーでは、スタンプの集まり具合に応じて、3種類のごほうびがあります。

一つ目が、5駅達成し、Suicaで買い物をするともらえる「ステッカー」です。

二つ目が、15駅を達成するともらえる、「オリジナルパスケース」です。

三つ目が、全35駅を達成するともらえる、「ウッドクロック応募の権利」です。

 

我が家では、「15駅達成で貰えるオリジナルパスケースの獲得」を今回のスタンプラリーのクリア条件に定めました。

15駅分のスタンプをゲットできれば満足しようと決めたのです。

全駅達成はめざしません。ボリュームが35駅は我が家には多すぎるのと、応募の権利が貰えるよりも、パスケースという宝を実際に手にできた方が達成感は高くなるのではと考えたからです。

 

作戦その3:ルートを決めました!合言葉は「無理なく!楽しく!」

クリアに向けて、当日めぐるルートを考えていきます。合言葉は「無理なく!楽しく!」

 帰りの電車内でも、疲れ果てないように、16時には帰宅できるようにしました。無理なく。無理なく。

 

次はルートです。蒲田駅をゴール駅としました。蒲田駅は祖母のお墓がある場所なので、祖母のお墓参りも入れることにしたのです。実はこれも目的の一つだったり。今回のスタンプラリーは、ラッキーにも蒲田駅が15駅達成でパスケースが受け取れるゴール駅の一つだったのです。

ゴール駅が決まると、どのルートで移動するかが自然と決まりました。決まったルートで、だいたいの所要時間を算出してみると、9時に出発すると、スタンプラリーもお墓参りもしても、16時には余裕をもって家に到着できそうです。いいかんじです。

 

作戦その4:お助けアイテム「ヒントの巻物」を準備しました。手作り感マックスですが、役には立てました!

計画も立て終わりました。あとは、こどもが自主的にうごけるような、「ヒントの巻物」があれば準備完了です。

私はB6サイズの紙にルート駅と、スタンプの設置場所をまとめてみました。

だいぶ、しわくちゃな紙で、エンピツ書きもされてしまっていますが、こんな感じです。なお、下部分は子供の名前をがっつり入れていたので、省いてしまっています。ご了承くださいませ。

 

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ちなみに、この紙の内容を、よく見ると書かれている駅数は7駅しかありません。目標のごほうびがもらえる15駅よりとても少ないのです。

これは、都内勤務の旦那が、平日の通勤を活用して、前もって8駅分のスタンプをゲットしてくれたためです。子供たちは8駅分のスタンプをすでにゲットした状態で、当日はスタンプラリーを開始したわけです。ごほうびを貰えるようにお膳立てをしてしまうこの方法は、スポーツマンシップならぬ、スタンプラリヤーシップに則っていない感は否めませんが、今回は許してもらおうと思います。

 

「ヒントの巻物」を書く際に工夫した3つのポイント

ヒントの地図を書く際に、「この情報があると、こどもが自主的に楽しめる手助けになるかな」と、私なりに工夫したことが三つあります。紹介していきます。

 

  まず、駅と駅の間は、何駅分あるかを書き、かかる時間も書きました。

目的駅と次の目的駅との矢印の横に、通過駅の数と所要時間を書きました。これで、子どもは電車の中で、通過駅を指折り数えながら目的駅を目指していられるかなとのねらいです。

 

つぎに、スタンプパネルの設置場所の情報を書きました。

ポケモンスタンプラリーの時もそうなのですが、JRさんはスタンプ台の設置場所を、パンフレットやHPに明記してくれているのはご存じでしょうか。案外知らない方も多いのではないかと思います。なぜなら、ものすごく見つけにくいのです!

下の写真は、今回のJR東日本スーパーマリオスタンプラリーのスタンプパネルの設置場所の情報が書かれた画面です。わずか35駅でもこんなにながーいものに。これがスタンプ設置駅数が多いポケモンスタンプラリーだと、さらに細かい字で書かれているわけでして。更に見つけにくいのです。まぁ、全駅分の情報を書いてくれているので、細かい文字なのも見つけにくいのも納得なのですけどね。

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そんなわけで、スタンプパネルの設置場所の情報は、非常に有益なのですが、子どもが確認するには、文字が小さくて見にくいものでもありました。

だったら、トコトン作戦の今回は、前もって目的駅の部分だけピックアップしておこうというわけで、ヒントの巻物に組み込んだのでした。

 

最後に、次は何番線から電車にのれるのかを書き入れました。

紙に書かれた駅名の左側に、四角で囲まれた数字を書きました。これは、何番線の電車にのれば良いのかという事を示しています。

「1」と書かれていたら、こどもはスタンプをゲットした後は、1番線に向かえば、次のおりる駅方面の電車がくるよということがわかるしくみなわけです。

電車を降りてから、スタンプパネルの場所までいくための情報があるのだから、スタンプパネルから次の電車までの情報もあるとよいかなと考えた結果です。

 

当日の様子はまずまずでした!大成功といってもよいかもしれません。

当日はほぼイイ感じに行うことができました。親もこどもも、計画なしよりも3割増しくらいに楽しめて、2倍くらいラクチンだったと感じました!当日の様子は、長くなってきたので、別の記事に分けて書きました!

★JR東日本スーパーマリオスタンプラリーにこどもと参加してきました。(実施日2020年11月8日)トコトン作戦を練って挑むと、楽しい!

 

まとめ

今回は、子供と鉄道系スタンプラリーを楽しむ方法をトコトン考えてみました。先に子どもが主体的に動ける準備を整えておくと、当日は親も子供も楽しさ倍増だなぁと感じました。

なにより、計画を立てている時も楽しかったです。計画をたてるのが嫌いでなければぜひおすすめです。

我が家も、もしも来年のポケモンスタンプラリーが開催されるようでしたら、ポケモンスタンプラリーの時も、今回のような作戦をガッツリたててから挑もうと思います。

こどもと、計画をたてるところから一緒にできたら、更に楽しさが倍増になるかもしれませんね。

 

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