日常を科学したい

理系ママが、日常生活のなかの理科雑学について、ちょっと詳しく書いています。

ついに成功!夜のオムツが外れました!効果的なアプローチ方法を見つけるまでの奮闘記

幼稚園児の次男は夜におねしょをしてしまいます。昼間はパンツで過ごしていても、夜だけオムツが欠かせません。

しかし遂に脱オムツに成功です!今回の内容は、次男にマッチした、脱オムツへのアプローチ方法を見つけるまでの記録です。

 

 

危機感のない次男

幼稚園児の次男の性格は、親切な甘えん坊。不器用な兄を見て育ったおかげか、なんでも容量よくこなすタイプです。

そんな次男は、昼間はなんの心配もなくパンツで過ごせるけれど、夜のおねしょが無くなりません。

子供によって内臓の発達が遅い子もいるから。。。とのんびり構えていました私でしたが、最近ふと気が付いてしまったのです。

「これ、本人の意識改革をしないとだめじゃないかしら??」

次男はオムツを使うことへの抵抗感や拒否感を全くもっていなかったのです。

 

長男の時は、おねしょへの対応「は」不要でした。

長男の時は、夜のおねしょ対応で苦慮しませんでした。

プライドの高い長男は、オムツとよばれるものを、自分が身につけることに強く抵抗したからです。なので、昼にパンツになると同時に夜もパンツになりました。

「このボクはもう、オムツとは無縁の存在なのだよ!ふはははは」

ノリノリの時は、こんな性格の長男です。

更に、お漏らしを非常に気にしており、夜寝る前は何度もトイレに行き、朝も一番にトイレに行きます。なにせプライドの塊ですから、ねむい事よりも、おねしょ回避の方が勝ったようです。

寝る前に何度も何度も何度もトイレに行きたがるのは、それはそれで面倒くさいし、

「こんなに心配性で、この子はこの先の人生も大丈夫かしら」と、同じく心配性の私はやきもきすることもあったのですが、おねしょに関しては全く問題ありませんでした。

 

「もう君の膀胱は空っぽだ!もうトイレに行かなくて大丈夫!もしも万が一、おねしょをしても大丈夫!おやすみなさい!!」

何百回としたこの声掛けは、今ではなんだか、長男が寝付くための呪文のようになっていますw

 

とほほ。「オムツがあるから大丈夫!!」じゃないのよ。。。

 一方、使えるものは使っていく次男は、夜にオムツを使うことに躊躇はありません。

眠る前に「トイレに行こう?」と誘っても、

「これがあるから大丈夫!」と、オムツを指差し高らかに笑います。

朝、たっぷりとご利用されたオムツを自らでクルクルとまとめ、ゴミ袋へ捨てます。オムツの在庫管理も行い、残りが少なくなると教えてくれます。

そんなことまでできるのだったら、おねしょをしないことも簡単にできそうなのに。。と、思わずにはいられない私がいました。

 

ありがとう!マミーポコ!

長男の時は、「こんなに大きいサイズを作る必要なんてあるのかしら。」と疑問に思っていたサイズのオムツを、毎月買っている自分がいて、

「必要だった!!ありがとう!!」とメーカーさんへの感謝の気持ちと、過去の自分の視野の小ささを痛感する日々でした。

ちなみに、夜用専用のオムツなども売られていますが、我が家で購入していたのはマミーポコのパンツタイプでした。

選んだ最大の理由はコスパです。

マミーポコのビックサイズは、体重22㎏までOKなサイズなので、大きさも問題なく利用できます。吸水力も問題なく、おねしょが漏れることもありませんでした。履き心地は、夜用オムツとして売られているものと比べると、すこし固めですが、そもそもオムツを卒業してもらいたいので、そこは重視しませんでした。

これで一枚当たり約25円!コスパがとてもよいと思います。

 

さて、オムツを購入しているのが「毎月」というのがポイントでして。

マミーポコビックサイズは一袋あたり36枚なのですよ。毎日夜だけ1枚ずつ使うと、ほぼちょうど1ヶ月分

「今月こそ、夜オムツから卒業できるかもしれない。」と期待感をもって、まとめ買いではなく1袋だけ購入し、使い尽くし、また次の月に購入。。。を繰り返していたわけです。まとめて買った方が、更に節約できたなぁとちょっと後悔もあります。

 

脱オムツ作戦その1:プライドをくすぐる!→失敗! 

末娘が産まれると、次男は鬼のようにかわいがってくれました。次男の余暇時間の9割は末娘のそばにいます。

私は、兄の自覚が高まったこの状況を利用してみることにしました。

「末娘は赤ちゃんだから、オムツが必要だよね。次男はお兄ちゃんだけど、オムツは必要かなぁ?」

兄のプライドとして、「僕はあかちゃんじゃない=オムツは要らない」との考えに至ってくれないかなぁと、期待を込めてみました。

結果は失敗。

「おそろいだね~」

夜眠る前に、末娘にオムツを見せて嬉しそうに話しかける次男。だめだこりゃ。

 

脱オムツ作戦その2:賞金付きのゲームにする! →やや成功!

シールを2種類用意します。普通のシールときらきらシールです。

  ちなみに、普通のシールはたくさんストックしておき、キラキラシールは少量だけにするのが私流です。キラキラシールの種類がかわることで、特別感をキープするのがねらいですw

 

成功した日はカレンダーに普通のシールを貼ります。

普通 シールが5個連続で溜まったら、1回パンツチャレンジの権利を獲得です。

パンツチャレンジとは、オムツではなくパンツで寝るチャレンジです。

パンツチャレンジを成功させると、きらきらシールがカレンダーに貼られます。

きらきらシールが5枚たまると、なんと遊園地に行けるのです!

 

結果はやや成功!

次男は脱オムツに意欲的になりました!

脱オムツ判定の基準も明確になり、目指すゴールも共通認識できました。

 

しかし、次男の頭には楽しい事だけ残り、困難なことは消え去ってしまいました。

楽天家な次男は、遊園地に行けることを信じて疑いません。今から遊園地で何をしようかなぁと楽しんでいます。彼の頭の中に「遊園地」はしっかりと存在しているようです。

一方で、 遊園地のためには、今日も明日も成功させる必要がある事は、頭から居なくなっていました。

存分に利用したオムツを丸めながら、遊園地でのビジョンを語る次男。絵に描いた餅を見続けています。

最終目標に向けての意欲向上には効果的でしたが、日々シールが溜まっていく事での意欲向上は失敗でした。ずらっとシールを並んでいるとウキウキすると思ったのにな。次男にはコレクター魂は宿っていないようです。

私は、次男が毎日成功したいと思えるアプローチ方法を探すことにしました。

 

脱オムツ作戦その3:感謝する!→成功!

次男の性格は親切な甘えん坊です。家のお手伝いをよくします

「次男のおかげだよ!」「助かったよ!」「ありがとう!」の言葉が大好きです。

そんな性質を生かす方法で考えてみました。

 

カルピスを用意します。ジュースでもかまいません。お菓子でもかまいません。

特別感がありつつも、安価なものならば何でもよいです。

 

1日成功すると、カルピス一杯分の権利を手に入れます。

この権利を、次男本人だけでなく、家族全員の分にするところが今回のポイントです。

 次男の成功のおかげで、家族全員が嬉しい気持ちになれた!次男ありがとう!というシチュエーションをつくりだすのです。

ごほうびもあえて「長男」が好きなカルピスにしてみました。

 結果は成功!

 次男がおねしょ回避を成功すると、ものすごく長男が喜んでくれるようになりました。

 俄然次男が張り切りだします。

「カルピスおいしいねー。だれのおかげー?」とカルピスを飲みながら、感謝強要もわすれません(笑)

次男の場合は、膀胱などの内臓の成長的には充分で、気持ちの問題なだけだったようです。

 

遊園地作戦とカルピス作戦の合わせ技で取り組んでから、14日連続成功の日々です。14日連続カルピスを飲む日々です。

 

「これはもう、夜のオムツ外しに成功したといえるのではないか!」と手ごたえを感じることができています!

 

今後は、カルピスごほうびがなくなっても、成功しつづけられるかがポイントですね。何もなくても成功し続けられる方法を、引き続き考えていこうと思います。

もうひとつの懸念事は、キラキラシールが5個たまるまでに、世の中が遊園地に自由に行ける状況になっていることです。コロナウイルスが鎮静化する事を切に祈ります。

 

 

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